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令和8年新春に寄せて

萩野 哲男様(院長)スーツ2

新年あけましておめでとうございます。 皆様には、日頃より国立病院機構甲府病院の運営に多大なるご理解と温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、憲政史上初となる女性総理大臣の誕生や、日本人によるノーベル賞受賞など、明るい話題が人々の心を和ませる一年でもありました。一方で、世界に目を向ければ国際情勢の緊張が続き、国内においても物価高騰など、社会全体が大きな変化の波に直面した一年でもありました。

医療を取り巻く環境も、少子高齢化の加速とともに厳しさを増しております。しかし、どのような状況下にあっても、地域医療の最後の砦として安心・安全な医療を提供し続けることが我々の使命であると、改めて認識しております。

当院は、山梨県内における重症心身障害児(者)医療、ならびに小児・周産期医療の基幹病院として、長年その役割を担ってまいりました。小児医療分野では、昨年開設した「こどもの成長と運動の医療センター」を中心に、県民の皆さんが安心して子どもを産み、育てることができる医療体制の充実に取り組んでおります。

また、重症心身障害医療においては、患者さんとご家族が住み慣れた地域で安心して医療・療育を受けられるよう、支援体制のさらなる強化に努めております。

整形外科分野では、「スポーツ・膝疾患治療センター」における膝関節疾患やスポーツ傷害の治療に加え、小児整形外科疾患、手外科疾患に対する専門性の高い医療を提供し、あらゆる世代の「動く喜び」を支えてまいります。さらに、糖尿病内科や消化器外科をはじめとする各診療科においても、多職種が連携した質の高いチーム医療を実践してまいります。

今年の干支は「午(うま)」です。古来より馬は、人々の暮らしを支える力強い存在であると同時に、躍動や前進の象徴とされてきました。私たち国立病院機構甲府病院も、地域という大地にしっかりと根を張り、信頼を積み重ねながら、必要なときには迅速に行動し、新たな医療課題にも果敢に挑戦していきたいと考えております。

職員一人ひとりが誠実に患者さんと向き合い、医療安全の基本を徹底することで、皆様から信頼される病院づくりに一層努めてまいります。

結びに、新しい一年が皆様にとって健康で実り多い年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

国立病院機構 甲府病院 院長 萩野 哲男