年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 |
0~ |
10~ |
20~ |
30~ |
40~ |
50~ |
60~ |
70~ |
80~ |
90~ |
患者数 |
320人 |
349人 |
124人 |
164人 |
130人 |
204人 |
268人 |
411人 |
330人 |
112人 |
当院では小児科病床のほか、成育医療としてNICUを有しており、山梨県の地域周産期母子医療センターに指定されていることもあり、新生児や小児科の患者数が多くなっています。(指標の定義上、院内出生新生児患者数は計上されておりません。)
年齢別で傷病の頻度を見てみますと、10~70歳代では膝疾患が最い傷病となっていますが、50歳代以降になると悪性新生物の患者数が増加傾向になっています。
80歳代以降では、骨折を伴う骨粗鬆症や大腿骨骨折が多くなっています。
◇集計方法・定義
・退院患者を10歳刻みの年齢階級別に集計しました。
・年齢階級別に集計することにより、その病院の特徴や患者構成をおおよそ知ることができます。
・年齢は入院時における満年齢を基準として、90歳以上を1つの階級として設定しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
DPCコード |
DPC名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
160620xx02xxxx |
肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 関節滑膜切除術等 |
334人 |
14.41日 |
6.84日 |
0.30% |
48.93歳 |
|
160620xx01xxxx |
肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 |
206人 |
27.46日 |
13.19日 |
0.00% |
29.39歳 |
|
070230xx01xxxx |
膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 |
88人 |
30.58日 |
22.44日 |
0.00% |
74.66歳 |
|
070370xx99xxxx |
脊椎骨粗鬆症 手術なし |
88人 |
26日 |
22.23日 |
52.27% |
83.44歳 |
|
160800xx01xxxx |
股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 |
68人 |
26.79日 |
26.42日 |
51.47% |
82.01歳 |
当院の整形外科ではスポーツ膝疾患治療センターを開設しており、特に膝関節疾患の治療を積極的に行っていますので膝疾患の患者数が多くなっています。1番目、2番目、3番目はいずれも膝疾患の手術症例となっており、この3つで整形外科全症例数の約半数を占めています。
4番目は骨折(胸・腰椎圧迫骨折 等)を伴った骨粗鬆症で、平均年齢が83歳と高齢です。
5番目は大腿骨骨折での手術症例です。当院では胸腰椎圧迫骨折や大腿骨骨折の場合、慢性期の病院やリハビリ病院等へ転院するケースが多く、転院率は50%以上と高くなっています。
産婦人科
DPCコード |
DPC名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
120220xx01xxxx |
女性性器のポリープ 子宮全摘術等 |
17人 |
4日 |
2.81日 |
0.0% |
36.82歳 |
|
120200xx99xxxx |
妊娠中の糖尿病 手術なし |
10人 |
3.1日 |
5.25日 |
0.0% |
32.7歳 |
|
120170x199xxxx |
早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし |
- |
- |
- |
- |
- |
|
120180xx01xxxx |
胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
120260x001xxxx |
分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等 |
- |
- |
- |
- |
- |
最も多いのは子宮内膜ポリープの手術症例でした。
2番目は妊娠糖尿病による入院、3番目は34週未満の切迫早産による入院、4番目は既往帝切後妊娠や骨盤位などで帝王切開となった場合の入院でした。
5番目は何らかの異常により分娩が停止し、緊急帝王切開となった入院です。
なお、この表には含まれておりませんが当院の産婦人科で最も多く取り扱っているのは、経腟分娩(自費分娩)となっています。当院は山梨県の地域周産期母子医療センターに指定されていることもあり、妊娠・分娩に係る産科疾患が多くなってい。
患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
内科
DPCコード |
DPC名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
040081xx99x0xx |
誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし |
13人 |
24.62日 |
21.11日 |
53.85% |
85.54歳 |
|
110310xx99xxxx |
腎臓又は尿路の感染症 手術なし |
12人 |
24.33日 |
13.61日 |
25% |
86.92歳 |
|
10007xxxxxx1xx |
2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2-1あり
|
10人 |
20.4日 |
14.28日 |
10.00% |
69.5歳 |
|
050130xx9900x0 |
心不全 手術なし 処置等1-なし 処置等2-なし 重症度等-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
100380xxxxxxxx |
体液量減少症 |
- |
- |
- |
- |
- |
内科では、基本的な一般内科診療を行っています。1番目は誤嚥性肺炎、2番目は尿路系の感染症、3番目は2型糖尿病による入院となっています。
患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
小児科
DPCコード |
DPC名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
040090xxxxxxxx |
急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) |
48人 |
6.23日 |
5.89日 |
0.00% |
3.69歳 |
|
060380xxxxx0xx |
ウイルス性腸炎 処置等2-なし |
32人 |
4.59日 |
5.70日 |
0.00% |
5.78歳 |
|
010230xx99x00x |
てんかん 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし |
29人 |
4.9日 |
7.33日 |
3.45% |
5.76歳 |
|
040100xxxxx00x |
喘息 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし |
27人 |
5.67日 |
6.05日 |
0.00% |
3.78歳 |
|
150040xxxxx0xx |
熱性けいれん 手術・処置等2-なし |
24人 |
3.83日 |
3.64日 |
0.00% |
1.96歳 |
最も多いのは急性気管支炎や急性細気管支炎による入院でした。2番目はウイルス性含む急性胃腸炎での入院、3番目はてんかん、4番目は気管支喘息や喘息発作による入院、5番目は熱性けいれんによる入院でした。
平均年齢については6歳までが多い傾向です。
外科
DPCコード |
DPC名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
060335xx02000x |
胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし |
36人 |
5.25日 |
6.93日 |
2.78% |
58.97歳 |
|
060050xx02xxxx |
肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 |
32人 |
12.97日 |
14.50日 |
3.13% |
71.72歳 |
|
060100xx01xxxx |
小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 |
31人 |
2.1日 |
2.64日 |
0.00% |
67.55歳 |
|
060160x001xxxx |
鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 |
24人 |
2.67日 |
4.59日 |
0.00% |
66.63歳 |
|
06007xxx9906xx |
膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-6あり |
19人 |
3.05日 |
5.06日 |
0.00% |
74.95歳 |
最も多いのは胆石性を含む胆嚢炎の手術症例で、2番目は肝臓の悪性腫瘍の手術症例です。当院では令和4年度の肝臓の悪性腫瘍全症例に対し腹腔鏡下での肝切除術を実施しております。
3番目は大腸ポリープの内視鏡的切除(1泊2日)のための入院、4番目は鼠径ヘルニアの手術症例、5番目は膵臓の悪性腫瘍の化学療法による入院です。
眼科
DPCコード |
DPC名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
020110xx97xxx0 |
白内障、水晶体の疾患 あり 重症度等-片眼 |
117人 |
2.62日 |
2.63日 |
0.00% |
76.03歳 |
|
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
眼科における入院は全て白内障手術による入院です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 |
再発 |
病期分類 |
版数 |
|||||
Stage
I |
Stage
II |
Stage
III |
Stage
IV |
不明 |
||||
胃癌 |
- |
- |
- |
10人 |
- |
- |
1 |
8版 |
大腸癌 |
- |
- |
- |
31人 |
- |
19人 |
1 |
8版 |
乳癌 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
8版 |
肺癌 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
8版 |
肝癌 |
14人 |
10人 |
- |
- |
- |
11人 |
1 |
8版 |
※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
患者数で最も多いのは大腸癌(66名)で、次いで肝癌(35名)、胃癌(23名)と続きます。
胃癌、大腸癌、肝癌については、より体への負担が少なく病気を根治に導くことを目的として腹腔鏡下による手術を積極的に行っています。
◇集計方法・定義
・全国で罹患率の高い、5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)の患者さんの人数を、病気分類(UICC分類)別および再発に分けて集計しました。
・集計期間中に複数回入退院を繰り返した場合にも、1症例1カウントとして集計しています。
・「初発」として集計された症例は、「再発」には集計されません。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 |
平均 |
平均年齢 |
|
軽症 |
- |
- |
- |
中等症 |
- |
- |
- |
重症 |
- |
- |
- |
超重症 |
- |
- |
- |
不明 |
- |
- |
- |
患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
患者数が最も多いのは軽症の症例でした。
◇集計方法・定義
・成人(15歳以上)の市中肺炎の患者さんを重症度別に、患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しました。
※市中肺炎とは、日常生活の中で罹患する肺炎をいいます。
・入院のきっかけとなった傷病名および最も医療資源を投入した傷病名が、肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(DPC:040080相当)の症例を対象としています。
・ウイルス性肺炎(DPC:040070相当)および誤嚥性肺炎(DPC:040081相当)は集計対象から除外しています。
・重症度は、日本呼吸器学会の「成人市中肺炎診療ガイドライン」によるA-DROPスコアを用います。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から |
患者数 |
平均在院日数 |
平均年齢 |
転院率 |
- |
- |
- |
- |
- |
患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
表には掲載されておりませんが、脳梗塞発症から「3日以内」の入院患者さんの該当は4件でした。
◇集計方法・定義
・脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しました。
・最も医療資源を投入した傷病のICD-10がI63$(脳梗塞)である症例を集計しています。
・発症日から「3日以内」、「その他」に分けて掲載しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード |
名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
K068-2 |
関節鏡下半月板切除術 |
267人 |
1.12日 |
13.19日 |
0.37% |
53.58歳 |
|
K066-21 |
関節鏡下関節滑膜切除術(膝) |
126人 |
1.07日 |
9.43日 |
0.00% |
31.37歳 |
|
K079-21 |
関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) |
112人 |
2.42日 |
25.94日 |
0.00% |
26.52歳 |
|
K0821 |
人工関節置換術(膝) |
93人 |
1.24日 |
28.16日 |
0.00% |
74.63歳 |
|
K069-3 |
関節鏡下半月板縫合術 |
89人 |
1.10日 |
22.79日 |
0.00% |
32.07歳 |
上位5ついずれも膝疾患に対する手術です。これら膝関節鏡下の手術については、術後からリハビリを開始し、全荷重での退院を目指したプログラム(クリニカルパス)を手術別で組んでいます。そのため同じ膝の関節鏡手術でも、手術によって平均術後日数は異なっています。また膝疾患では学生の患者さんも多いため、平均年齢は低くなっています。
なお、4番目の膝の人工関節置換術については、スポーツ膝疾患とは異なるため、平均年齢は70歳以上となっています。
産婦人科
Kコード |
名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
K872-32 |
子宮内膜ポリープ切除術(その他) |
17人 |
1日 |
2日 |
0.00% |
36.82歳 |
|
K8981 |
帝王切開術(緊急帝王切開) |
12人 |
1.75日 |
7.5日 |
0.00% |
35.75歳 |
|
K8982 |
帝王切開術(選択帝王切開) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
K872-32 |
子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術(その他) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
K9091イ |
流産手術(妊娠11週まで)(手動真空吸引法) |
- |
- |
- |
- |
- |
最も多いのは子宮内膜ポリープ切除術でした。
2番目、3番目は帝王切開ですが、2番目の緊急帝王切開は経腟分娩の途中で何らかの異常により分娩が停止してしまった場合等に緊急で実施するものです。3番目の選択帝王切開はあらかじめ帝王切開が予定されていた場合の術式名称であり、骨盤位や双胎妊娠、前回のお産も帝王切開だった患者さんの場合等に実施します。
4番目は子宮筋腫に対する手術、5番目は流産手術でした。
※患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
外科
Kコード |
名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
K672-2 |
腹腔鏡下胆嚢摘出術 |
46人 |
1.17日 |
3.48日 |
6.52% |
61.02歳 |
|
K7211 |
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) |
31人 |
0.03日 |
1.06日 |
0.00% |
67.13歳 |
|
K6335 |
鼠径ヘルニア手術 |
24人 |
0.54日 |
1.13日 |
0.00% |
66.63歳 |
|
K695-23 |
腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除) |
12人 |
5.50日 |
8.08日 |
8.33% |
76.08歳 |
|
K695-21イ |
腹腔鏡下肝切除術(部分切除)(単回切除) |
10人 |
5.10日 |
5.90日 |
0.00% |
71.80歳 |
最も多いのは、腹腔鏡下胆嚢摘出術です。当院では胆嚢は強い胆嚢炎も含む全症例を、単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術で行っており、平均術後日数は3.5日となっています。
2番目は2cm未満の大腸ポリープ等に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術です。通常、1泊2日の入院です。
3番目は鼠径ヘルニアの手術であり、こちらは平均術後日数が2日と早期で退院されていることが分かります。
4番目、5番目はいずれも腹腔鏡下肝切除術でした。
眼科
Kコード |
名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
K2821ロ |
水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) |
116人 |
0日 |
1.61日 |
0.00% |
76.19歳 |
|
眼科の入院において実施される手術は、1番目の白内障に対する手術が主となっています。
通常、1泊2日または2泊3日の入院期間で実施しています。(片目の場合)
※患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC |
傷病名 |
入院契機 |
症例数 |
発生率 |
130100 |
播種性血管内凝固症候群 |
同一 |
- |
- |
異なる |
- |
- |
||
180010 |
敗血症 |
同一 |
- |
- |
異なる |
- |
- |
||
180035 |
その他の真菌感染症 |
同一 |
- |
- |
異なる |
- |
- |
||
180040 |
手術・処置等の合併症 |
同一 |
- |
- |
異なる |
- |
- |
患者数が10名未満の場合は「-」表示としていますが、患者数「0」というわけではありません。
当院では播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症がいずれも0.08%、その他の真菌感染症が0.04%、手術処置等の合併症が0.08%の発症率となっており、いずれも1割以下の発症率です。これら合併症については、臨床上ゼロにはなりえないものですが、少しでも改善できるよう努めています。
◇集計方法・定義
・医療資源を最も投入した傷病名がDIC、敗血症、その他の真菌症および手術・処置等の合併症の患者数と発症率を集計しました。
・入院のきっかけとなった傷病名が「同一」か「異なる」かに分類して集計しています。
更新履歴
2023/9/11
令和4年度病院指標を公開しました。