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リハビリテーション医療の充実を目指して!

理学療法士長 朝日 達也

                              

皆さんはリハビリテーションという言葉を聞いたことがありますか?介護保険制度が導入されてからは、より身近に聞こえてくるようになりました。リハビリテーションとはラテン語源的にre(再び)habilis(適した)ation(にすること)という意味が含まれています。人間が人間にふさわしくない(望ましくない)状態に陥った時にそれを再びふさわしい状態に戻す(全人的復権)ということがリハビリテーションといわれています。欧米では犯罪者の社会復帰もリハビリテーションといわれます。言葉的にはかなり幅広い意味を持っており、リハビリ=機能回復訓練(医学的リハビリ)というわけではなく、障害を負った方に合わせて環境を調整したり、社会に働きかけることもリハビリテーション(社会的リハビリ)といいます。このような広い意味をもつリハビリテーションですが、当病院においても整形外科をはじめ、外科、内科、脳外科、小児科、循環器科・・・とほぼ各診療科から広く患者さんの治療に関わっています。リハビリテーション治療内容も起きる・座る・歩くといった基本動作能力を獲得するものから、筋力や関節の動きを大きくする運動の指導、認知症検査、摂食療法、家庭・職場・スポーツ競技への復帰の手助けなどなど様々です。このような多岐にわたる活動の中、リハビリテーション医療の充実を図るため、当院では平成25年4月から療法士を増員し理学療法士8名、作業療法士4名、言語聴覚士2名、マッサージ師1名の計15名体制で院内を幅広く活動する予定です。皆さんが住み慣れた地域で生き生きと心豊かな生活ができるよう良質で信頼される総合的なリハビリテーション医療サービスを提供できるよう活動していきます。

 

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