全国障害者芸術・文化祭に参加しましたこのページを印刷する - 全国障害者芸術・文化祭に参加しました

2014年2月20日掲載


全国障害者芸術・文化祭応援キャラクター「カルチャくん」
 平成25年12月6日から8日まで、「アイメッセ山梨」において「第13回全国障害者芸術・文化祭やまなし大会」(通称:芸文祭)が開催されました。「障害への理解と認識を深め、障害者の自立と社会参加の促進に寄与すること」を目的に、舞台発表や作品展示等の催しが行われました。
 芸文祭は、厚生労働省等が主催し毎年各都道府県持ち回りで開催されています。今回は山梨県での開催となり、47年に一度のこの文化祭に当院も参加しましたのでご紹介します。

<オープニングイベント>


開会式に参加
 初日には、当院院長と重症心身障害病棟利用者が招待されました。利用者は、ご家族及び病院職員と共にオープニングセレモニーに参加し、国会議員、県知事、市町村長など多くの来賓に囲まれる中、ステージをご覧になりました。

<企画展ブース出展>


当院の展示ブース
 企画展ブースを出展し、当院重症心身障害病棟利用者の作品展示を行いました。重症心身障害についてご存知ない方々に対しても、病棟内での活動の様子や作品の制作過程など映像を使って紹介し、制作の苦労や工夫をご覧頂く事ができました。作品を病院外の方々にご覧頂く機会は少なく、興味深くじっくりとご覧いただく方もおりました。

山梨県知事(右)と事務部長
 また、ブース内では、病院紹介のスライドを上映し、当院の広報誌「てんじん」の号外を配布して、多くの方々に当院を知っていただけるよう紹介も行いました。県知事をはじめ、多くの方々が当院のブースを見学されました。

<映像による参加>


当院での交流の様子
 12月8日午後、メインステージでは、「やまなし大会特別番組―みんなが輝いている未来へ―」の中で、当院重症心身障害病棟の様子が上映されました。これは、芸文祭キャラバン活動大使で山梨県出身のプロレスラー鷹木信悟選手が来院した際の映像で、制作活動やムーブメント活動等を通じ利用者と交流をはかった時の様子が紹介されました。
 全国障害者・芸術文化祭への参加を通じ、重症心身障害への理解をひろめ地域との交流をはかる事ができたのと同時に、私達職員も改めて障害への理解と認識を深める機会となりました。