輸血検査装置が導入されました
2016年5月2日掲載
研究検査科 木津谷 亮
全自動輸血検査装置 WADiana Compact(カイノス社)が新規導入され、平成28年3月より稼働しました。
当院の輸血検査部門では、ABO式血液型や不規則性抗体スクリーニング、交差適合試験などを実施しています。従来、輸血検査は用手法によって行われてきましたが、正確性、客観性及び再現性のある検査結果を得るため、近年、輸血検査の自動化がすすめられ、業務の効率化やヒューマンエラーの軽減に大きく貢献しています。
厚労省の政策や各種ガイドラインによって輸血検査は厳密に規定されており、血液型検査に関して「同一検体について異なる2人の検査者がそれぞれ独立に検査し、二重チェックを行い、照合するように努める」となっています。夜間や休日は1人勤務体制のため上記の指針に沿った検査は困難でしたが、次善策として機器と用手法による二重チェックが行えるようになりました。
今後、電子カルテを導入することにより検査から報告までを自動で行い、24時間安全な輸血検査が可能となり、当院の診療に貢献できると期待しています。
当院の輸血検査部門では、ABO式血液型や不規則性抗体スクリーニング、交差適合試験などを実施しています。従来、輸血検査は用手法によって行われてきましたが、正確性、客観性及び再現性のある検査結果を得るため、近年、輸血検査の自動化がすすめられ、業務の効率化やヒューマンエラーの軽減に大きく貢献しています。
厚労省の政策や各種ガイドラインによって輸血検査は厳密に規定されており、血液型検査に関して「同一検体について異なる2人の検査者がそれぞれ独立に検査し、二重チェックを行い、照合するように努める」となっています。夜間や休日は1人勤務体制のため上記の指針に沿った検査は困難でしたが、次善策として機器と用手法による二重チェックが行えるようになりました。
今後、電子カルテを導入することにより検査から報告までを自動で行い、24時間安全な輸血検査が可能となり、当院の診療に貢献できると期待しています。