骨密度測定装置が新しくなりました
2016年6月23日掲載
診療放射線科 診療放射線技師 蓮田 剛士
平成28年4月から骨密度測定装置がHologic QDR-4500W Elite(東洋メディック)からHORIZON C(東洋メディック)に新しくなりました。この検査は、原発性骨粗鬆症の診断に用いられます。骨粗鬆症とは骨の中がスカスカになることにより骨がもろくなりわずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。それにより寝たきりや介護が必要になるかもしれません。この骨密度測定装置はdual-energy X-ray absorptiometry(DXA)法といい2種類のエネルギーの異なるⅩ線を用いて人体の骨に含まれているカルシウムなどのミネラル分の量(骨密度)を測定します。この骨密度を測定することにより、骨粗鬆症の早期発見、早期治療を可能にします。
装置が新しくなったことにより画質が鮮明になり、より一層精度が増しました。それに検査台(ベット)と測定器の間が広くなり、アームも小型化されたため圧迫感が減り、乗降がよりスムーズになりました。また、画像処理が速くなり、結果も見易くなり担当医に直接送れるようになりましたので検査終了後に当科でお待ちすることもなくなりました。
装置が新しくなったことにより画質が鮮明になり、より一層精度が増しました。それに検査台(ベット)と測定器の間が広くなり、アームも小型化されたため圧迫感が減り、乗降がよりスムーズになりました。また、画像処理が速くなり、結果も見易くなり担当医に直接送れるようになりましたので検査終了後に当科でお待ちすることもなくなりました。
検査の流れ
1. 検査室にご案内後に金属やプラスチックがある場合は外して検査着に着替えます。
2. 検査台に仰向けで寝ます。
3. 位置合わせをしたら5分ほど動かないで寝ます。
4. 検査終了後、着替えて次の検査または診察へ行きます。
2. 検査台に仰向けで寝ます。
3. 位置合わせをしたら5分ほど動かないで寝ます。
4. 検査終了後、着替えて次の検査または診察へ行きます。
検査結果は回数を重ねるごとに前の結果とグラフにしてみることができます。もちろん機械が新しくなる前の結果も見ることができます。今まで骨密度検査を受けていた方、新しく受けようと思っている方でも気軽にご相談ください。