高校生に「看護師のしごと」を語ってきました
2016年10月25日掲載
8病棟 看護師長 永嶋 まゆみ
8月7日(日)に山梨県生涯学習推進センターが企画した「しごと講座」において、高校生に、看護師の仕事の内容や魅力について現役の看護師の立場から話す機会がありました。参加者は7名とこじんまりしたなかで、1時間ザックバランに対話形式で話をしました。
参加者は全員高校3年生で看護師希望だったので、山梨県内の大学の看護学部、短期大学、専門学校を紹介し実際の授業料や奨学金制度の説明をしました。
参加者は全員高校3年生で看護師希望だったので、山梨県内の大学の看護学部、短期大学、専門学校を紹介し実際の授業料や奨学金制度の説明をしました。
この講座で話をするにあたり、「看護師の魅力とは何か?」について改めて考えました。私は、なぜ30年以上看護師を続ける事が出来たのか思い返すと、人と接する事や対人間関係に面白み、醍醐味を感じていたからかもしれません。看護師の仕事は人を相手にする職業であり、患者だけでなく家族や多職種の医療従事者との調整役でもあるので、たくさんの人々との関わりを必要としています。この役割を続けていくにはたくさんのエネルギーを必要としています。多方面の人々と関わることで新たな気づきが生まれ、「またガンバロー!」というエネルギーになっているのかもしれません。参加者から「看護師の仕事は辛いと言われているのに、何故続けているのですか?」と聞かれました。私は「仕事で10個のうち9個辛い事があっても1つ楽しいことがあれば、その1つを糧に仕事は頑張れるかな」と話しました。日々忙しくても「永嶋さんがいたから助かりました」という一言が、次のエネルギー源になっているのだと思います。
今回の私の拙い話を聞いて、看護師への仕事の魅力を感じ、一人でも多くの人が同じ道を進んでもらえることを期待しています。