手外科専門外来開設のごあいさつこのページを印刷する - 手外科専門外来開設のごあいさつ

2018年1月25日掲載

 
「手外科専門外来」開設のごあいさつ


 

 日頃より国立病院機構甲府病院をご利用いただき、まことにありがとうございます。
 
 当院は2007年にスポーツ・膝疾患治療センターを開設して以来、スポーツならびに膝疾患の診断・治療・研究を進め、患者さんが早期にスポーツや社会復帰できるよう努力してまいりました。また整形外科救急患者の受け入れも積極的に行ない、関節鏡手術700件以上を含む整形外科総手術件数は年間1100件を超え、多くの皆さまに利用頂きましたこと誠にありがとうございます。
 
 この度、山梨大学整形外科学講座教授、波呂浩孝先生のご指導のもと、今まで大学付属病院で手外科を担当していた日本手外科学会専門医、代議員の佐藤信隆医師が当院に赴任することとなり、2018年4月より「手外科専門外来」を開設させていただくことになりました。今までは大学附属病院で担当していた手外科部門が当院に移動することとなりましたので、今後は当院に紹介いただければ幸甚であります。なお病院の設備やスタッフの関係から、現状では切断肢、挫滅手など超緊急重症患者への対応は困難ですが、かかりつけ医では診療が困難な手外科疾患の患者さんのQOL向上への一助になれば幸いと考えております。なお診察日等については、決定次第ホームページでお知らせさせていただきます。
 
 今後もスポーツ・膝疾患患者さんの受け入れの充実に加え,整形外科医師7人体制で運動器疾患全般の診療に力を入れていきたいと考えております。 これからも整形外科診療の質の向上に取り組んで参りたいと存じますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。



 

独立行政法人国立病院機構   甲府病院   

院長   萩野 哲男

整形外科部長、スポーツ・膝疾患治療センター長   落合 聡司